1977-05-25 第80回国会 参議院 商工委員会 第12号
そして、抑止力の点ですが、企業分割制度をつくると利潤統制、まあそこら辺のところはよく御趣旨が、こちらが誤解しているかもしれませんけれども、利潤統制、価格統制につながるおそれがあるというようなお考えもあるようにも思います。
そして、抑止力の点ですが、企業分割制度をつくると利潤統制、まあそこら辺のところはよく御趣旨が、こちらが誤解しているかもしれませんけれども、利潤統制、価格統制につながるおそれがあるというようなお考えもあるようにも思います。
いま日本がこれだけ豊かな国になっているときに、価格統制をやったり利潤統制をやって生産活動に統制を加えることについては、私は非常に慎重でなきゃだめだという立場をとっております。そこでいま山本先生の御意見を拝聴したわけであります。どうでしょうか先生、先生は学位論文がソ連の計画経済論をおやりになったわけですが、ソ連の今日の経済は理想の状態になっているんでしょうか。
価格ははっきりと国家意思によって決められてしまう、そうして利潤の統制も行われるということを非常に懸念するので、私は、価格介入と利潤統制は絶対行うべきものじゃないという考え方を持っておりますが、その点いかがお考えでしょう。
私もそのときにちょっとばかり参画したんですけれども、なかなかそれは利潤統制につながるのでむずかしいことなんですね。いま私はそれをやれと言うんじゃありませんけれども、本当に分割される企業に納得してもらうためには、そこまで、統一経理基準をつくってやらなければ、相手は納得しないだろうと思うんです。いかがでしょうか。
○政府委員(高橋俊英君) 高く売るほうについて規制せよということになりますと、やはりこれは利潤統制といいますか、利益、価格そのものを規制するようなものの考え方に非常に近くなります。
それから輸入に関する寡占の状況云々というお話がございましたけれども、これは国外との話でございまするので、やはり各国の必要物資の中から妥当な価格で日本が輸入していくというためには、さなきだに過当競争によってわが国の利益が失われつつあるということがいろいろ言われておる際でもございますので、これをあまり野方図にするということは私は国益から見て適当と思わない次第でございまして、したがって、また、利潤統制というようなことよりも
繰り返して申し上げるのでございますが、利潤統制という考え方ではなくて、いわゆる不当な経済行為によってもうけた利潤は、これはいけませんということにしますと、これは物価安定ともつながっていくというふうに考えているわけでございます。
業種、業態につきまして、何か画一的左一種の利潤統制のよう女形における基準というようなものを立てることが、はたして可能であるかどうかということが——おまえらがやることじゃないかとおっしゃるかもしれませんが、議論し直してみますと、やはりいろいろとございまして、そういうような点から、私どもは、やはり個別的に一つの指導をやっていくという考え方になりますために、新しい四月十五日のほうでは、一般的に、全体として
したがいまして、少なくともそういった政府の助成を受けた者につきましては、きびしい利潤統制が行なわれることになっております。
製品の種類も同様いろいろありますが、これは、企業の利潤統制、また製品の品目をどういうふうに製造させるかの統制を官庁からするわけには目下は参りません。指導をどの程度徹底したり理解をせしめてやるかということでございますが、その方針で、今回も、十分ではございませんが、今後もしたいと思います。苦しいところは助けて、企業の自由なところは自由にする。
生産優先順位の確定であるとか、物価と賃金、金融統制、利潤統制と民生との均衡、国民所得の算定等、いずれの面からいたしましても、経済安定本部の存在理由は増加し、その機能の拡大こそ必要であつて、廃止しなければならない理由はどこにもないのであります。現下の国際情勢並びに国内情勢は、かくのごとき総合企画庁の存在を絶対必要といたすものであります。
物価と賃金、それから金融統制、利潤統制との関連において、民生の安定をいたしておるのでありまして、従つて資本主義国家、自由主義国家といわれておるアメリカにおきましても、険悪なる国際情勢に対処するために、実に五十七万種の価格と物の動きに対して統制を加えております。